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幼稚園・保育園

ATAハイブリッド構法

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この建物の特徴は木造の施設でプレイルームの大空間(スパン15m)とランチルームの大空間(スパン9.4m)を実現していることにある。特殊な木材を使わずに一般的な戸建住宅に用いられる規格材(長さ6m以下)のみが用いられている。 近年需要が高まる認定こども園では、予算に占める補助金の率が75%に及んでおり、建物が古くなったのに建て替える予算が不足しているという厳しい事情の中で限られたコストで建築することが前提となっている。

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大断面木材の利用は地域の財政事情から言って難しいと判断せざるを得ないケースが多い。そのため、民間物件や公共物件で、低コストかつ、高性能なATAハイブリッド構法を活用されることが増えてきている。

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プレイルームで大空間(スパン15m)を構成している燃えしろ設計仕様の梁は、450㎜×150、長さ約4m。 ランチルームで大空間(スパン9.4m)を構成するのに用いられている構造用集成材は、510㎜×120㎜×長さ1820㎜、現しの梁は、長さ約10mを用いているが、その他の構造材は一般的な戸建住宅で広めの空間をとる場合に用いられる構造材の寸法と同じである。